かごつるべ初見

うまく言葉に出来ない。
以下ネタバレ注意です。









あらすじは結構前から言われていたけれどこんなに遊郭のはなしなんですね。
私おいらんはモヨコさんの漫画の世界しか知らないんですけど。
大体男性にスポットが当たる話ってないから新鮮でした。
濡れ場はなかったけど私的には抱きつくところとか顔をなでられるのとか生で見れてよかった。キスシーンも多分本当にしてはないんだろうけどよかったです。ただちょっとセットが客席から遠い位置でしてるのが・・・それも監督のそこに力は入れない演出の一つなんでしょうね。
プライドのハルとアキのラブシーンに似てるなーとかちょっと思ってまたやすくんと木村さんの共通点を若干無理やり見出してみたりする。
アザというかペイントが苦手な私だったんですけど段々見慣れてくるのと左からだと見えないので相当男前です。そして上半身裸になると超絶男前です。
アザが相当かっこよくなるんです!なんだろうあのアザ+半裸+キラキラ汗マジック!
今日は結構前の方だったけど双眼鏡持参してロックオンすればよかった・・・
噂のダンスシーン。すごいなと思う。やすくんにダンスの需要があることを本人を始め知ってて必ず入れてくるところが。やっぱり本人も好きなんだよね?これからも踊り続けて欲しいなぁ。かざぽんとのダンスってめっちゃ貴重すぎる・・・!そんなのかわいいに決まってるし>< 映像化激しく希望!なんでこの時期にわたし働いてないんだろー全然通える内容なのにあと2回しか見に行けないとかー
小松彩/香ちゃん超かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!なんだありゃって位のかわいさ。
舞風さんが意外と元気な役柄で驚いた。
岡田さんかっこいい。恵麻ちゃんの顔の小ささがやばい。

布の安いところを見つけこれで大金が!っていう件での冶六(かざぽん)の笑顔の「はい。はい。」に第一次涙腺大波がきたんですけどちょっと早いね私w
だって叶わないのにさー!それを見守る冶六が素敵過ぎました。かざぽん予想以上に好きになりました。
ラストシーン10分位がほんとにすばらしい。
原作を忠実に再現してるよなーってその時思って。
それって大事なことだよね、だからやすくんにこの舞台の主演が来たんだなって。
現代風な普通のオリジナルをやって欲しい気持ちもあったけどこんなにぴったりはまる舞台をやってることもすごいことだって。立派な代表作になると思います。
殺陣も演技に入りながらだから難しいだろうしすごかった。
自殺じゃなくて冶六に斬られるのを望む次郎左衛門。
「籠釣瓶はよく切れるなぁ」の言葉を残して八ツ橋とは反対の向きで倒れる。
このラストシーンの演出には全国民が涙腺崩壊ですよ!!!!!!!!
悲劇が似合うのは役者としては素晴らしいですよね。時間はかかってもじたんは更におっきいことをしてくれると信じれました、贔屓目じゃなく。

カーテンコール座長が真ん中から共演者の間を通って歩いてくるのを見てまた泣けて。
どうしようもなく私この人が好きなんだなって思いました。
いつも思ってるけど。ほんとに大好きなんだよー。